セラミドを増やすにはどうすればいい?増やす方法を解説します

セラミドは肌の保湿や外部の刺激から肌を守るために必要な成分です。

しかしセラミドは老化とともに減少してしまいますし、老化以外にも色々な要因によって減少する成分です。

このため健康な肌を保つためには、何らかのやり方でセラミドを補い増やす必要がでてきます。

そこで今回は、セラミドを増やすための方法についてご紹介します。

 

セラミドについて

肌の一番表面部分には角質層という厚さ0.02mmの極薄い層があります。

セラミドはこの角質層の中にある細胞間脂質と呼ばれる物質で、肌の保湿や外部からの刺激をブロックする大切な役割を担っています。

セラミドは角質細胞を挟み込んで保持することで、肌内部の水分が逃げていくのを防いでいます。

またラメラ構造という細胞間脂質と角質細胞が織りなす強い構造が外部の刺激から肌を守ってくれています。

体内と対外の境界にある角質層において、セラミドは保湿とバリアの両面の機能からとても重要な働きをしています。

 

セラミドが不足すると乾燥肌に

セラミドは角質細胞をがっちりつかんで肌内部の水分が逃げるのを防いでいます。

しかしセラミドは加齢や肌への刺激などによって次第に減ってしまいます。

セラミドが減ってしまうと角質細胞を保持するものがなくなってしまい、肌は荒れた状態となってしまいます。

こうなると肌内部の水分は逃げてしまい、肌は乾燥してしまいます。

またラメラ構造によって維持されていた肌のバリア機能を低下してしまうため、外部からの刺激にとても弱くなってしまいます。

こうした状態がいわゆる乾燥肌と言われる状態であり、ニキビや吹き出物など様々な肌トラブルの原因となります。

 

肌トラブルを避けるためにはセラミドが必要

セラミドが減ってしまうと肌トラブルが起こりやすくなります。

健康な肌を保つためにはセラミドは無くてはならない存在です。

セラミドは肌のターンオーバーによって作られています。

肌のターンオーバーが正常であれば、セラミドは順次生成されるのですが、何らかの理由によりターンオーバーが乱れてしまうとセラミドの生成がうまくいかなくなり、角質層内のセラミドの量が減ってしまいます。

セラミドが減ってしまうのはターンオーバーの乱れだけが理由ではありませんが、肌トラブルを避け健全な肌を保つためには、セラミドが必要なのです。

 

セラミドの生成を促して増やす


セラミドを増やすのにはいくつか方法がありますが、最も基本的なこととして肌におけるセラミドの生成を促進させることが挙げられます。

セラミドは肌のターンオーバーによって生成されるため、セラミドの生成を促すためにはターンオーバーを正常化することが必要になります。

このため、規則正しい生活や十分な睡眠、バランスのとれた食事など、健康的な生活習慣を身につけることが大切となります。

またビタミン類などターンオーバーを促す栄養を摂ることもセラミドを増やすのに有効です。

 

肌に塗って増やす

セラミド配合の化粧品を使用して、角質層に直接セラミドを届けることができます。

肌に直接塗ることから即効性があり、セラミドを補う方法としては最も簡単と言えます。

最近は浸透性を高めるためのナノ化などの技術が使われている商品もあり、より効果的にセラミドを補給することが可能となっています。

セラミド自体は元々肌に存在する成分なので、肌にとっては何も心配ないのですが、問題は化粧品に含まれるセラミド以外の成分です。

合成保存料や着色料、界面活性剤など、様々なものが化粧品には使われているため、特に敏感肌の場合には使用に際しては注意が必要になります。

 

セラミドを増食べて増やす


セラミドは化粧品に配合することで肌に直接浸透させることができますが、その他に食べることでセラミドの生成を促すことも可能と言われています。

セラミドを体内に摂取することで、角質層のセラミドが増えるかどうかについては、化学的にはまだはっきりとした答えは出されていません。

しかしセラミドの生成を促すとされる食べ物を食べたり、サプリメントを服用したりした結果、肌のセラミド量が増えたという報告もあるようなので、全く効果がないということはなさそうです。

 

黒い食べ物はセラミドを増やす

セラミドを多く含む食品としては、黒い食べ物が挙げられます。

黒豆やヒジキ、ゴボウ、こんにゃくなどがこれに当たります。

特にこんにゃくはセラミドの含有量が多く、食べてセラミドを増やしたい方にはおすすめです。

ただし1日の摂取量を満たすためには、こんにゃく約半丁を食べなければなりません。

食べたセラミドはそのまま角質層に届くわけではなく、胃で分解、腸で吸収されたセラミドは別の物質となり、肌に届けられセラミドの生成に寄与されるということですが、まだ解明されていない部分があるようです。

 

サプリメントを服用する

セラミドを食べ物から摂取するためには、相当な量を食べる必要があります。

1日に必要とされる0.6mg~1.2mgを得るためには、白米25杯、玄米10杯など、ほとんど現実的には食べられない量が必要になります。

こんにゃくであれば、まだ半丁程度なので食べられなくもないですが、それでも毎日となるとやはり大変です。

そんな時におすすめなのがセラミドのサプリメントです。

サプリメントなら1日に必要とされる摂取量を無理なく摂ることができます。

セラミドの経口摂取による効果は即効性はなく、セラミドを肌に塗ることに比べると、効果を実感できるまでにはかなりの時間がかかります。

このため、長く続けることが大切となるのですが、サプリメントであれば無理なく続けることができるので試してみてはいかがでしょう。

 

セラミドを減らす食べ物もある


食べ物の中にはセラミドを減らしてしまうものもあるので注意が必要です。

セラミドを減らす食べ物というのはリノール酸です。

リノール酸はコーン油やひまわり油、マーガリンなどに含まれている成分です。

リノール酸は血中コレステロールを減らす働きがある必須脂肪酸ですが、摂取しすぎるとアラキドン酸という物質が増えセラミドが減ってしまいます。

リノール酸はセラミド生成の原料として必要な物質ですが、摂り過ぎると逆にセラミドを減らすことになってしまうので、くれぐれもリノール酸を多く含む食品は食べ過ぎないようにしなくてはいけません。

リノール酸はインスタント食品やパン、マヨネーズ、お菓子類など含まれている食品は多いので、これらの食べ過ぎには気をつけましょう。

 

まとめ

セラミドを増やすには
・化粧品などで直接肌に浸透させ補う
・食べることで増やす
・肌のセラミド生成を促す
といった方法があります。

肌に塗って浸透させることはとても直接的で即効性があるのに対し、食べることで増やすことは即効性はなく、効果が出るまでには時間がかかります。

また食べてセラミドを補うためには相当量のセラミド含有食品を食べる必要があり、現実的にはサプリメントを利用することで無理なくセラミドを摂取することができます。

セラミドを増やすためには化粧品と食べ物・サプリメントの両面で補うのが効果的と言えます。

そして何よりもセラミドが生成しやすい肌の環境を整えることが大切となります。

セラミドは肌のターンオーバーによって作られるため、ターンオーバーを正常化しセラミドの生成を促すことを心がけましょう。