セラミドサプリはアトピーに効く?その効果や副作用について

セラミドと言えば化粧品に含まれる保湿成分として知られています。

もともと肌に含まれる成分なので、ある程度安全なのはわかるのですが、最近はセラミドサプリというのも市販されています。

そこで今回はセラミド服用による効果や副作用についてご紹介します。

 

セラミドサプリについて

セラミドサプリはセラミドを服用して、身体の中から肌の保湿をするためのサプリメントです。

一般的にセラミドは化粧品などに配合されており、肌に直接塗って浸透させることで保湿効果を高める作用があります。

 

セラミドについて

セラミドは肌の角質層にある細胞間脂質という物質で、水分をたっぷり含んだ角質細胞を抱え込むことで角質層内の水分を保持しています。

またラメラ構造という強い構造を形成することで、肌の外からの刺激や異物の侵入を防ぐバリア機能の源とも言える存在です。

セラミドが肌に十分に存在するおかげで、私たちの肌は潤いを保つことができ、外部の刺激から肌を守ることができているのです。

セラミドはこのように肌の一番外側にある角質層にて、私たちの身体を守る大切な役割を果たしています。

 

サプリに使われる植物性セラミド

市販されているセラミドには、ヒト型セラミド、天然セラミド、植物性セラミド、合成セラミド種類があります。

このうちセラミドサプリに使われるセラミドは植物性セラミドが使われるのが一般的となっています。

植物性セラミドはその名の通り植物から抽出されたセラミドです。

原料としては、お米、小麦、豆、わかめ、こんにゃくなどが主に使われています。

植物性セラミドは人間の持つセラミドとは構造が少し異なるため、肌との親和性や保湿力の点において、ヒト型セラミドや天然セラミドに劣ると言われています。

しかし肌への刺激が少ないことや、アレルギーの心配が少ないことなどのメリットもあり、サプリに配合されることが多いセラミドとなっています。

 

アトピーとセラミドの関係


最近の研究によると、アトピーの人はセラミドが著しく少ないということがわかってきています。

セラミドが少ない状態というのは、肌は乾燥しバリア機能が低下してしまうため、いわゆる敏感肌の症状を引き起こしてしまいます。

この状態はとても外部の刺激に弱い状態となってしまっているので、ちょっとの刺激にも耐えられずアトピー発症に繋がってしまうわけです。

 

アトピーに対する効果

前述の通り、アトピーの肌はセラミドが極端に少なく、肌のバリア機能が非常に低下してしまった状態です。

このため外部からの刺激や細菌に対して抵抗力がとても弱くなっており、アトピーの治療に際しては主に薬物による治療が行われます。

しかしスキンケアの面においても、正しいスキンケアによって肌にセラミドを補うことは肌のバリア機能を高めることに繋がるため、アトピーを改善させるのに有効な手段です。

同時にセラミドサプリを服用することで、身体の中からセラミドをサポートすることもアトピー対策のひとつの方法と言えます。

 

服用の効果について

セラミドを肌に塗ることは、肌の角質層に直接セラミドを届けることができるので、肌の保湿並びにバリア機能を強化する上では、とても効果的かつ即効性に優れた方法であると言えます。

それに対しセラミドを服用することは、胃で分解され腸で吸収され、肌に到達するまでには時間がかかります。

しかも摂取したセラミドそのものが、肌に届けられるわけではありません。

また、サプリメントはあくまで健康食品であり、すぐに効き目が表れる医薬品とは違います。

セラミドサプリは他の健康食品と同様に、じっくり時間をかけて摂取することで効果が現れるものと思うべきです。

 

一応効果はありそうだが

セラミドサプリについて、巷の使用者の声などを聞く限り、一応は効果があると言われています。

特にインナードライなどの肌内部が乾燥している人や、敏感肌やアトピーで肌が極端に刺激に対し弱い人は、セラミドサプリを服用することで症状が改善方向に向かうことが期待でき、実際そうした口コミも見られます。

飲んですぐ効くというわけではありませんが、長く続けることで肌の状態が改善されるケースがあるようです。

 

セラミドサプリの効果は未知数

セラミドは細胞間脂質、すなわち脂質であり、これが胃や腸で消化吸収され、どのように肌に作用するのかというのは、未だはっきりとはわかっていません。

セラミドの経口摂取による肌への効果というのは、現在研究が進められてはいますがはっきりとした効果というのは確認されていないのが実情です。

セラミドサプリは現実的には市販されているのですが、実は学術的な効果というのは根拠が示されていないのです。

しかし、一方でセラミドを飲むことで角質層の潤いが改善し、アトピーの症状も改善するというケースも見られています。

これまでセラミドを飲んで肌が潤うなど考えられないと思っていた人も、こうした事例を見せられるとセラミドサプリもまんざらではないと思うのではないでしょうか。

今後研究が進められ、科学的に効果が実証されることを期待しましょう。

 

一緒に摂ると良い食べ物は?

サプリによって摂取したセラミドは胃腸で消化、分解、吸収され、別の物質に変わるため、飲んだセラミドがそのまま肌に届くわけではありません。

セラミドは肌の再生サイクルであるターンオーバーによって生成されます。

サプリによって接種したセラミドは、このターンオーバーによるセラミドの生成を促すと考えられています。

このため、セラミドを増やすためにはターンオーバーを促す食品を摂ることがより効果的と言えます。

ターンオーバーを促すためには血行を良くする玉ねぎや抗酸化力を持つ人参などの食材を摂るようにしましょう

 

副作用は?


セラミドの摂取量というのは正直決められていません。

未だ研究段階ということを考えればそれも当然かもしれません。

しかし市販されているサプリメントには参考の摂取量が記載されているので、それを守るようにしましょう。

もともとサプリに使われる植物性セラミドは野菜などの食材に含まれるものなので、安全性は高いと言われています。

特にこんにゃくから作られるこんにゃくセラミドは、アレルギーの心配もほとんどないことから、最近注目を浴びています。

セラミドの服用による副作用はこれといってないのですが、万一何かしらの異常が見られる場合には服用を中止し、場合によっては医師の診断を受けるなどの対応が必要になります。

 

まとめ

セラミドは様々な化粧品などに配合され、角質層の水分、すなわち肌の潤いを保つための保湿成分として注目されている成分です。

また肌に塗るだけではなく、服用を目的としたセラミドサプリも市販されています。

セラミドサプリの効果は学術的にはまだ明らかとなっていないのですが、利用者からは肌の潤いが良くなったなどの声も聞かれています。

アトピー肌にはセラミドが少ないことが最近の研究で明らかとなっており、外用薬による治療だけでなく、セラミドによるスキンケアも有効な改善策と言われています。

セラミドサプリは肌にセラミドを塗ることに比べると、効果は穏やかであり即効性は期待できません。

しかしこれといった副作用もなく、肌の症状がひどく肌に触れるのが困難な場合にもサプリメントなら服用できるメリットがあります。

用法・用量を守ること、即効性はないことを念頭にセラミドサプリを活用してみてはいかがでしょう?